AI-Starter 2.4.12
AI-Starter の最新バージョン 2.4.12 をリリースいたしました。
主な更新内容
- ユースケースUIの追加
- 会話全体の保存機能追加
- 会話冒頭のシステムプロンプト折りたたみ表示
- 新たなモデルのサポート
- Amazon Bedrock Knowledge Basesのβ対応
- AWS App Runnerでより高いスペックを選択可能に
- その他細かなバグ修正・機能改善
1. ユースケースUIの追加
AI-Starter 2.4.12 の新機能予告でお知らせした通り、ユースケース専用のUIを新たに追加しました。
ユースケースは、あらかじめカスタマイズされたアシスタントです。システムプロンプトが事前に設定されているため、ユーザーはユースケースを選択するだけで、すぐに会話を始めることができます。 管理者がユースケースを設定すると、サイドバーにユースケースが表示され、すぐに利用可能になります。また、いくつかの公式ユースケースもご用意しています。
ご利用をご希望の場合は、サポート窓口までお問い合わせください。 詳しい利用方法は、ユースケースの利用方法をご参照ください。


2. 会話全体の保存機能追加
AI-Starter 2.4.12 の新機能予告でお知らせした通り、会話中のやり取りを一括で保存できる機能を追加しました。 保存はマークダウン形式およびPDFダウンロードに対応しており、会話の記録や共有がより簡単になります。


3. 会話冒頭のシステムプロンプトが折りたたみ可能に
AI-Starter 2.4.12 の新機能予告でお知らせした通り、会話の冒頭に表示されるシステムプロンプトが、長文の場合でも折りたたまれて表示されるようになりました。 ユーザーが最初に長いシステムプロンプトを目にして戸惑わないよう、必要に応じて展開できる仕組みです。


クリックすると、システムプロンプトの全文が表示されます。


4. 新たなモデルのサポート
以下のモデルを新しくサポートしました。ご利用をご希望の場合は、サポート窓口までお問い合わせください。
- OpenAI o3-miniモデル
- Azure OpenAIのo1-miniモデル
- Gemini 2.0 シリーズモデル
詳しくは、サポートモデル一覧をご参照ください。
5. Amazon Bedrock Knowledge Basesのβ対応
Amazon Bedrock の Knowledge Bases 機能のβ対応を行いました。 Amazon OpenSearch Serverlessを使用したナレッジベースの作成が可能となります。 ご利用をご希望の場合は、サポート窓口までお問い合わせください。
6. AWS App Runnerでより高いスペックを選択可能に
AWS App Runner のスタックで、選択可能なパラメータ以上のスペックを選択できるように改善しました。 これにより、利用状況に応じてより柔軟 なスペックを選択できるようになります。 別途、インフラのアップデート作業が必要となります。
おわりに
最後までお読みいただき、ありがとうございました。AI-Starter は、ユーザーの皆様からのフィードバックを原動力として、継続的な改善に取り組んでおります。今回のアップデート内容をご確認の上、ご意見・ご要望などがございましたら、ぜひお寄せください。皆様からの声が、AI-Starter のさらなる進化につながります。今後のアップデートにも、どうぞご期待ください。