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AI-Starter 2.4.12

· 約6分

AI-Starter の最新バージョン 2.4.12 をリリースいたしました。

主な更新内容

  1. ユースケースUIの追加
  2. 会話全体の保存機能追加
  3. 会話冒頭のシステムプロンプト折りたたみ表示
  4. 新たなモデルのサポート
  5. Amazon Bedrock Knowledge Basesのβ対応
  6. AWS App Runnerでより高いスペックを選択可能に
  7. その他細かなバグ修正・機能改善

1. ユースケースUIの追加

AI-Starter 2.4.12 の新機能予告でお知らせした通り、ユースケース専用のUIを新たに追加しました。

ユースケースは、あらかじめカスタマイズされたアシスタントです。システムプロンプトが事前に設定されているため、ユーザーはユースケースを選択するだけで、すぐに会話を始めることができます。 管理者がユースケースを設定すると、サイドバーにユースケースが表示され、すぐに利用可能になります。また、いくつかの公式ユースケースもご用意しています。

ご利用をご希望の場合は、サポート窓口までお問い合わせください。 詳しい利用方法は、ユースケースの利用方法をご参照ください。

ユースケース検索画面ユースケース検索画面

2. 会話全体の保存機能追加

AI-Starter 2.4.12 の新機能予告でお知らせした通り、会話中のやり取りを一括で保存できる機能を追加しました。 保存はマークダウン形式およびPDFダウンロードに対応しており、会話の記録や共有がより簡単になります。

会話全体保存画面会話全体保存画面

3. 会話冒頭のシステムプロンプトが折りたたみ可能に

AI-Starter 2.4.12 の新機能予告でお知らせした通り、会話の冒頭に表示されるシステムプロンプトが、長文の場合でも折りたたまれて表示されるようになりました。 ユーザーが最初に長いシステムプロンプトを目にして戸惑わないよう、必要に応じて展開できる仕組みです。

会話冒頭のシステムプロンプト会話冒頭のシステムプロンプト

クリックすると、システムプロンプトの全文が表示されます。

会話冒頭のシステムプロンプト会話冒頭のシステムプロンプト

4. 新たなモデルのサポート

以下のモデルを新しくサポートしました。ご利用をご希望の場合は、サポート窓口までお問い合わせください。

  • OpenAI o3-miniモデル
  • Azure OpenAIのo1-miniモデル
  • Gemini 2.0 シリーズモデル

詳しくは、サポートモデル一覧をご参照ください。

5. Amazon Bedrock Knowledge Basesのβ対応

Amazon Bedrock の Knowledge Bases 機能のβ対応を行いました。 Amazon OpenSearch Serverlessを使用したナレッジベースの作成が可能となります。 ご利用をご希望の場合は、サポート窓口までお問い合わせください。

6. AWS App Runnerでより高いスペックを選択可能に

AWS App Runner のスタックで、選択可能なパラメータ以上のスペックを選択できるように改善しました。 これにより、利用状況に応じてより柔軟なスペックを選択できるようになります。 別途、インフラのアップデート作業が必要となります。

おわりに

最後までお読みいただき、ありがとうございました。AI-Starter は、ユーザーの皆様からのフィードバックを原動力として、継続的な改善に取り組んでおります。今回のアップデート内容をご確認の上、ご意見・ご要望などがございましたら、ぜひお寄せください。皆様からの声が、AI-Starter のさらなる進化につながります。今後のアップデートにも、どうぞご期待ください。