AI-Starter 2.4.9
AI-Starter の最新バージョン 2.4.9 をリリースしました。
主な更新内容
- 履歴機能の新機能追加
- Claude-3.5-Haiku のサポート開始
- 会話回数制限機能
- OpenAI o1 シリーズモデルのストリーム対応
- OpenAI Assistant API コードインタープリター機能の β サポート
- その他の細かなバグ修正と機能改善
1. 履歴機能の新機能追加
AI-Starter 2.4.9 の新機能予告でお知らせし た通り、履歴機能に以下の新機能を追加しました。 履歴機能の拡充によって、より便利にチャット履歴をご利用できるようになりました。
- 削除機能
- 不要な履歴を簡単に削除できるようになりました。
- 共有機能
- 履歴を他のユーザーと共有できるようになりました。
- タイトル編集機能
- チャット履歴のタイトルを編集できるようになり、履歴の整理がしやすくなりました。
- 履歴全体の折りたたみ機能
- 履歴全体を折りたたむことができるようになり、非表示にしたい場合に便利です。
2. Claude-3.5-Haiku のサポート開始
Anthropic 社の最新モデルである Claude-3.5-Haiku のサポートを開始しました。 AI-Starter では、以下のさまざまなファイル形式の入力をサポートしています。
- テキストファイル
- 画像ファイル
- ドキュメントファイル
- スプレッドシートファイル
Claude-3.5-Haiku をご利用いただくには、アシスタントの有効化設定が必要です。ご利用を希望される場合は、サポート窓口までお問い合わせください。
モデルの対応状況の詳細については、モデル一覧をご参照ください。
3. 会話回数制限機能
チャットの会話回数を制限する機能を追加しました。この機能により、特に RAG 系アシスタントにおいて、コスト削減と回答品質の維持が可能になります。
各アシスタントは、デフォルトで 1 チャットにつき 100 回までの質問が可能です。制限を超過した場合、画面右下にトースト通知が表示されます。

なお、チャットの会話回数はアシスタントごとに変更可能です。変更をご希望の場合は、サポート窓口までお問い合わせください。
4. OpenAI o1 シリーズモデルのストリーム対応
OpenAI o1 シリーズモデルにストリーム対応を追加しました。これにより、応答がリアルタイムでストリーミングされ、よりスムーズな会話体験が可能になります。
5. OpenAI のコードインタープリター機能の β サポート
OpenAI のコードインタープリター機能を利用したアシスタントを β リリースしました。このアシスタントには、サンドボックス実行環境で Python コードを作成して実行できるツールが組み込まれています。 例えば、Excel ファイルを加工して出力するなどの操作が可能です。
なお、OpenAI Assistant API 自体が β 扱いであり、今後も機能が変更される可能性があります。あらかじめご了承ください。
おわりに
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
AI-Starter は、ユーザーの皆様からのフィードバックを大切にし、継続的な改善に努めています。今回のアップデートで修正された問題点や改善された箇所をご確認いただき、ご意見やご要望がございましたら、ぜひお聞かせください。皆様のフィードバックが、AI-Starter のさらなる進化につながります。
今後のアップデートにもご期待ください。